更新:2025年11月02日 23:49
アークナイツ:エンドフィールド(以下、エンドフィールド)の前作である「アークナイツ(明日方舟)」(以下、アークナイツ)のプレイヤーや、本作から始めようと思っているプレイヤーにとって、アークナイツとエンドフィールドの違いや関係性は気になるというもの。
この頁ではエンドフィールドとアークナイツとの違いや関係性について解説していく。
前置きとして「エンドフィールドはアークナイツの続編なのか」という疑問を持つ人が多いと思うので答えから言うと、エンドフィールドはアークナイツの続編ではないとされている。
ただし一部のフィールドのオブジェクトや登場するワードや表現など、アークナイツと共通する部分が多いため前作をプレイしているとより深くエンドフィールドも楽しむことができる仕様となっている。
そのためエンドフィールドはアークナイツと『一部の世界観が共通した』完全新規RPGではあるが、登場キャラや舞台が異なるため新規プレイヤーでも問題なく遊ぶことができるといえる。
以下から両者の違いをより深く見ていこう。
ゲームジャンルにおいてもアークナイツでは2Dタワーディフェンスというジャンルだったものが、エンドフィールドでは3Dリアルタイム戦略RPGといった全く違うジャンルへ変更されている。
エンドフィールドでは最大4人編成のパーティを組み、戦闘時は操作キャラ1人をパーティメンバーの中から切り替えながら戦う。
この時に操作していない(3人以下の)キャラは自動で行動を行い、それぞれのスキルや操作キャラとの連携攻撃行うことで状況を打開する役割を担う。
この連携攻撃にはオペレーター1人1人に発動条件が綿密に設定されており、パズルを組むようにパーティ編成を要求されるため、正に3Dリアルタイム戦略RPGといえる。

アークナイツにあった生産システムは、エンドフィールドでは「集成工業システム」というゲーム内においてコアな遊び要素として独立し生まれ変わっている。
パズルのように工業ユニットを組み合わせ効率よく素材を生産する配置を目指す。
物語が進行すると同時に集成工業システムの範囲やユニットも広がっていき、開拓やパズルの楽しみが増していく。
図面システムによってコピペやユーザー間の共有が可能なため、こういったシミュレーションが苦手であるという人でも楽しむことができる。
アークナイツでは拠点内の生産システムにオペレーターを配置していたが、エンドフィールドでは先述のように生産システムが独立し自動化されたためオペレーター配置はそのほかの機能に限られるようになった。

アークナイツの拠点(ロドス)

エンドフィールドの拠点(帝江号)
その際には例えば拠点における指揮中枢にオペレーターを配置するとキャラクターのHP回復量が増加したり、培養室に配置すると素材の獲得量が増加するなどのオペレーター毎に異なる素質を利用することになる。
配置時のコミュニケーションは大きく進化した点であり、アークナイツでは一言セリフを言ったりモーションをする程度だったが加えてエンドフィールドではプレゼントを贈りオペレーターの反応を楽しんだりと、コミュニケーション部分も充実している。
アークナイツでは2Dグラフィックであったが、エンドフィールドではリッチな3Dグラフィックへと進化している。
そこにはイラストと謙遜ないレベルの3Dグラフィックがあり、直接キャラクターを操作できるという従来ではできなかったゲーム体験が可能となる。
登場するキャラクターは主人公含め基本的に新規キャラクターとなっている。
アークナイツにおける主人公はドクター、エンドフィールドでは管理人となっており、ドクターは男性のみであったが管理人は男女から選択が可能となった。(性別はゲーム内でいつでも変更可能)
ただし一部のキャラクターはアークナイツに登場したキャラクターと名前は異なるものの姿や能力が酷似している点に留意したい。

例)アークナイツのスルト(左)とエンドフィールドのレーヴァテイン(右)
能力においては例えばレーヴァテインであればスルトと同様に魔剣で炎を扱う点、ギルベルダであればアンジェリーナと同様に杖で重力のアーツを扱う点など非常に類似している。
この理由はゲームリリース時点では分からないが、明らかに似ているために繋がりがゲーム内のストーリーを進めることで明かされる可能性は大きい。
またキャラクターの種族に関しても判明しているものはアークナイツのものと完全に同じとなっている。
そのため各種族のルーツを知りたい場合は前作のプレイを推奨したい。
キャラクター種族とその特徴
続編ではないにしても「一部の世界観が共通」というところは、知っておくとより楽しめるため抑えておきたい。
例えば最初のチュートリアルで登場する英雄の像や墓碑などはアークナイツをプレイしていると分かる要素であり、この時点で前作プレイヤーにとってはストーリーにおいてなぜこれらがここに存在するのか、という1つの疑問と興味が生まれることになる。
またエンドフィールドの舞台はタロⅡという惑星(正確には衛星)で、アークナイツの舞台はテラという惑星であり舞台そのものは異なるが、この2つにはかつて繋がり・関係性があったことがアークナイツで徐々に判明してきている。
そのためエンドフィールドをプレイする前にアークナイツのストーリーを追うことをお勧めしたいが、アークナイツのストーリーはソーシャルゲームの中でも屈指のテキスト量であるため、序盤の要点だけでも比較的簡単に追えるアニメ版のアークナイツを観ることをお勧めしたい。
CβTの段階ではどちらも課金モデルはアイテム課金制であり、ガチャによる課金が主となる。
ただアークナイツにおいてはタワーディフェンスでの戦闘にキャラクターが多く必要という点から、石が手に入りやすくガチャが比較的優しい仕様となっている。
その代わり多くのキャラクタースキンやパックなどが販売されている。
キャラクターの凸は全く必須ではなく凸効果も緩やかな効果なため、PayToWinのようなかたちにもならない。
一方でエンドフィールドもCβTの段階では凸効果は比較的緩やかな効果であり、通常の攻略においては必須という感じにはみられなかった。
キャラクターの凸効果が大きいものが昨今のゲームでは多いが、ここに関しては一体どうなるか正式リリースを待ちたいところ。
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