更新:2019年03月21日 03:29
Lancersとはネット上で仕事の受発注を行うことができる、いわゆるクラウドソーシングサービスといわれるサービスです。
他にも有名どころではクラウドワークスというサイトがあり、大体この2つのサイトがクラウドソーシングサービスとしては名前が挙がります。
いくつか仕事を発注するために利用することがあり、成功談と失敗談がいくつかあります。
今回はLancersに関して実際に仕事を発注してみた体験を踏まえて、クライアントがランサーに仕事を発注する際のトラブル回避や発注を成功させるためのコツをまとめます。
それではいくつか発注を成功させるために大切なポイントを絞って記述していきます。
まずは基本となる相手方の提案内容です。ここでは書かれている金額や条件に加えて、文章の丁寧さや腰の低さをよく確認します。
具体的には文章が簡潔であったりほとんどがテンプレであったりする場合、またやや高圧的な印象を受ける場合であるとあまり良いランサーとはいえません。
なぜかというとこの後実際に相手と連絡をとるわけですが、すぐに連絡が返ってこなかったりこの依頼に対する思いがそこまで強いものではない可能性が高いからです。
Lancersでは案件にもよりますがやりやすい仕事に対しては提案が殺到するなど、競争率が激しいためランサー側は受注をとることが比較的難しい傾向にあります。そのため数多く提案をする必要があり、この文章の丁寧さや腰の低さは蔑ろになりがちになります。そのため文章によく着目することで「まともな丁寧語も書けない」「適当に仕事をされそう」などの判断が可能です。
この文章の書き方は実体験に基づいてほぼ後述のメールの書き方と直結するため、発注する際の重要な判断材料です。
提案の金額が安いからといってすぐに発注を決定してはいけません。実際にオーダーをしてみて、突如金額が違うといちゃもんを付けられたことがあります。
安さの裏には必ず相手の勘違いや何か別の意図が含まれているものなので、必ず金額についてダイレクトに確認をします。「この内容でオーダーしようと思うのですが・・」ではなく「この金額は〇〇という条件で認識は合っていますか」などの事前確認をとることで、トラブルを回避することができます。
特にこのケースは記事の執筆依頼など納品数が複数ある場合に注意が必要です。複数発注のプロジェクト依頼に対して単価で提案をしてくるランサーは非常に多いです。
Lancersではランサーと直接取引が禁止されているため全てのやり取りをシステム内のメールで行います。
提案の文章に加えて発注前にメールで連絡をとってみると相手の丁寧さや仕事に対する意識・理解度を確認することが可能です。
実際にランサーとして提案をすると発注をするわけでもないのに判断材料として連絡をしてくるクライアントさんは多いです。
本当に依頼する気がない場合は迷惑なのでやめた方が良いですが、複数の提案を天秤にかけて迷っているなどの場合は一度連絡をとってみると良いです。そのうえでお断りする場合は丁寧にお断りの文面を送ってあげてください。連絡をしておいて結局お断りも送らないクライアントが非常に多いのですが、この場合はクライアントの丁寧さが欠けているのでやめて欲しいです。
また、経験談として「とりあえず」という言葉を多用したり、「いたします」ではなく「します」という言葉遣いなどを多用する場合も避けた方が良いです。曖昧すぎて相手を混乱させるうえ、より丁寧な言葉すらも使用できないプロ意識の低いランサーといえます。
メールで相手と連絡をとっていると発注ミスしたかな・・と思わせる場面が多々あります。例えば、相手が全く具体的な質問やその他の提案をしてこないといったケースです。
こういったイエスマンなランサーを相手にした場合、納品されたものが要件を満たしていなかったりすることが多いためこちらから様子を伺うことや認識の擦り合わせを要所要所で行うことが大切です。
本来であればプロ意識の高いランサーにお願いすればこういった問題は回避しやすいのですが、こういった意識の低いランサーも多くいるのが現状です。
こちらも経験則に基づいての判断ですが、できればランサーの年齢は20代後半以上の方が良いです。理由としては会社・ランサーどちらとしてもある程度社会経験が期待できるからです。
20代前半のランサーへ依頼したことがあるのですが、言葉遣いはさることながら具体的な提案も質問すらもなく、納品には不備があるといった適当さが大変目立ちました。
年齢は5歳刻みになっている
相手の年齢は提案ページの右側を見ることで確認することが可能です。(PC版)
もちろん人それぞれなので一概には言えないのですが、実体験として年齢も判断材料に入れることはオススメします。
Lancersにはランサーがどの程度活躍しているのか判断基準としてランク制度というものが導入されました。
ランサーのランク制度
厳密にはこのランク制度のうち、「ランクなし」「レギュラー」「ブロンズ」に関しては、ほとんど差がありませんし当てになりません。
こちらも実体験に基づくものですが、ブロンズランクのランサーよりもランクなしのランサーの方がやりとりが丁寧かつ納品物のクオリティも高いということがありました。
ランクを判断材料にする場合は評価が影響する「シルバー」以上を目安に考えた方が良いでしょう。
発注に大切なポイントを把握したら、続いて発注に失敗してしまう原因を確認します。
発注した仕事が思っていたものと違ったかたちで納品された場合、それはクライアントとランサーでお互いに思い描くものが異なっている可能性が大きいです。
クライアントとランサー側ではその仕事に対する熱量も異なれば、理解力も異なっています。事前の調整はお互いのズレが最小限に済むように慎重に詰めていく必要があります。
Lancersには本当に色々なランサーがいるため「丸投げで大丈夫だろう」と思っていても大丈夫ではないことが多いです。慣れたランサー相手であれば色々と根回しをしてくれますが、そうでない場合はクライアント自身が目的実現のためにしっかりと事前に擦り合わせる必要があります。
Lancersの問題として案件の発注金額が安すぎるという問題があります。安い案件に対しては当然ランサー側もそこまで熱を持って取り組むことは不可能です。
発注金額が良いとその分良いランサーも集まってきますので金額を見直すということも視野に入れると良いです。相場が適正かどうか今一度調べてみると良いでしょう。
安く発注できてラッキーとは思わずにランサーを尊重する心がけを大切にしましょう
提案が集まらない場合の原因としては発注金額もありますが、依頼に書かれている内容が分かりづらいということも考えられます。
可能な限りの詳細な説明は記述しておくべきです。なおかつ直感的に相手が仕事内容を理解できるような書き方を心がけることが大切です。
例えばタイトルに要点を含めて記述し、依頼詳細には始めに要点を簡潔に書き後半には詳細を記述するなどです。
こうすることで提案が集まりやすくなる他、依頼後のランサーの理解度も深まります。トラブルを避けるためにも事前に調べられることは調査し、丁寧に分かりやすい依頼をしましょう。
どんな場合でも一度ランサーに連絡をしたのなら、「ありがとうございました」で終わるようにメールのやり取りをしましょう。
依頼の受注者だけでなく、提案の選定時などランサーに連絡を入れるケースはあります。この辺りの連絡を尻切れにすることはクライアントとしての評価を下げることになります。
お断りする場合も、納品してもらった場合も気持ちの良い取引は絶対に心がけるべきです。
最後に発注を成功させるためのポイントをまとめます。
Lancersはしっかり使えれば便利なサービスではありますが、実はトラブルも多くみられるサービスです。
クライアント側ランサー側がお互いを尊重して丁寧な対応や適正な金額の掲示・提案を心がければ気持ちのいい受発注や関係を築けます。
利用する場合は正しい理解を持って利用するようにしましょう。
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